口の中の衛生は、若い時にはそれほど気にしていませんでした。そのツケが回ってきたようです。若い時にもっと歯を大切にしておけばよかったと、後悔しています。
今、口の中を清潔に保つことの重要性を痛感しています。口の中のトラブルは命にもかかわると言われています。
何と言っても、口の中に問題があると食事の楽しみが奪われてしまいます。
トラブル
部分入れ歯
下の奥歯が左右2本ずつ欠けていて、部分入れ歯になっています。
部分入れ歯で困ることは、小さな食べ物の一部が入れ歯と歯茎の間に入って歯茎を痛めることです。歯茎を傷つけると、傷が治るまで数日間は入れ歯の装着なしで食事をしなければなりません。そんな場合は、食べ物の美味しさが半減してしまいます。
歯医者さんの指導で、ポリグリップは使っていません。部分入れ歯の固定金具がゆるくなると、歯医者さんに調整してもらっています。
食後は直ぐに部分入れ歯を外し、使ってないときはコップの中の水につけています。
歯のすき間が大きくなった
食べ物が歯と歯のすき間にはさまるトラブルが多くなりました。食べ物では、肉類、エノキダケがよくはさまります。
食べ物や飲み物でむせるようになった
食事の時、注意していないと食べ物が気管の方に入りかけて、むせることが多くなってきました。飲み物の時も同様です。
これが誤嚥性肺炎につながるのではないかと、心配しています。誤嚥性肺炎は、高齢者の死因の上位を占めるようです(平成21年厚生労働省資料)。
65歳から84歳までは死因の第4位
85歳から89歳では第3位
90歳から99歳では第2位
誤嚥性肺炎を防ぐには、口の中を清潔にしておくことが重要だと言われています。
歯の着色
私はコーヒーや赤ワインをよく飲むので、3ヵ月もすると歯に茶色の色素が沈着します。
その他
口臭は自分では分かりません。他人の口臭にはよく気付きますが、自分の口臭は自分では気付きにくいので注意が必要だと思います。
私の場合、今のところは大丈夫のようですが、一番恐れているのは歯周病です。歯周病は、歯を失う一番の原因だと言われています。すでに虫歯で奥歯を4本なくしている私としては、これ以上歯を失いたくありません。
対策
歯科医院での歯のクリーニング
対策で一番大切なことは、歯科医院での歯のクリーニングだと思っています。私の場合、3ヵ月ごと、年4回歯科医院でクリーニングしてもらっています。最近では11月6日にクリーニングしてもらったので、次回は2月になります。
スウェーデンなど北欧の国では、定期的に歯医者で歯のクリーニングをしてもらっていないとペナルティがあるそうです。
歯科医院でのクリーニングの項目は次の通りです。
・歯周ポケットのチェック
・歯石除去・・・これが最も重要
・色素除去・・・私は、タバコは吸いませんが、コーヒー、チョコレート、赤ワインの摂取は多いので、3ヵ月もするとかなり歯に色素が沈着しています。
・歯科衛生士の指摘と指導
磨き残しがある場所の指摘、1日1回は歯間ブラシかフロスを使うようことなどの指導
これを40分くらいかけてしてもらうと、歯石や色素がすっかり取れて、歯の表面がツルツルになり、見た目もとてもキレイになります。
過去4年間、このようなクリーニングを受けており、おかげで最近は口の中は順調です。
丁寧な歯磨きの習慣
毎食後・・・1日3回
歯磨き用具の使用
電動歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシを使って、できるだけ丁寧に歯磨きするように心掛けています。
歯間ブラシは、普段柔らかいプラスチック製を使っています。金属ワイヤー製の歯間ブラシを使うこともありますが、歯茎を痛めたことがあるので、プラスチック製が主体です。
今後の目標
今のところ、70代前半で24本の歯が残っているので、これらの歯を一本も欠けることなく残していきたいと思っています。
また、審美的にも着色がなく、見た目にきれいな歯を維持していきたいものです。
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