10月末から11月はじめの約一週間、私の住んでいる町では文化祭の催し物がいろいろ行われました。その中に私が趣味にしている囲碁の大会もありましたので、参加してきました。
この日は、大リーグのワールドシリーズ第2戦が9時から行われたので、対局の合間にスマホで試合の状況を確認しながら囲碁の対局を楽しみました。
日時と場所
2024年10月27日(日)の午前10時から午後4時までの時間で行われました。受付は9時半で、対局開始は10時からでした。
場所は近くの公民館の大広間(和室)で、会場のセッティングは役員の人たち数名がしてくれていました。畳の上にゴザを敷き、長机の上に碁盤と碁石を並べ、対局者用の椅子を並べられていました。対戦表の作成や一局ごとの勝敗を記録するカードの準備など大変な作業だったと思います。
参加者
参加者はA、Bの2組に各15名で、合計30名でした。女性の参加者は1名のみで、全員が高齢者でした。女性が少なく、若い人の参加がないのが残念でした。
日本の囲碁人口は、2012年には約400万人だったのが2023年には130万人と10年間で1/3まで減少しているとのことです。年代別では70代が最も多く、全体の約30%を占めており、10代と20代はあわせても20%未満だそうです。
先日NHKのクローズアップ現代で、一力棋聖が第10回応氏杯世界選手権に優勝したことが取り上げられていました。これは日本勢にとって19年ぶりの快挙だそうです。これを機会に多くの人、特に若い人に囲碁に関心を持ってもらいたいものです。
参加費
参加費は500円で、これは弁当とお茶代でした。食べた後の弁当の容器を各自自宅に持ち帰って処分するようにとのことでした。
対局時間
1局当たり1時間で、1時間を過ぎると一手30秒の秒読みになります。私は碁会所でタイマーを使って対局した経験がありますが、久しぶりだったので結構大変でした。石を打っているそばからストップウオッチ片手に秒読みが始まると、焦って間違った手を打ちそうになります。
自分の結果
私の結果はA組で3勝1敗の3位でした。賞品としてスーパーマーケットの商品券1000円分をいただきました。優勝は逃しましたが、私としてはこの結果に満足しています。
後片付け
大会後の後片付けは、参加者全員でしました。
感想
対局数は一人当たり4局と少なかったですが、大会ということもあっていつも以上に真剣に打ったので終わった時はかなり疲れを感じました。しかし、充実した良い時間を過ごすことができたと思っています。
この大会に備えて、10日くらい前から本やYouTubeで布石や詰碁を集中的に勉強をしてきました。その成果があったのか、これまで苦手にしていた相手に勝つことができました。
まだ未定ですが、来年1月に新春囲碁大会が開催されれば、また参加したいと思っています。
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